本学では、オープンアクセスポリシーを定め、研究成果の公開を推進しています。
オープンアクセスとは?
海外の学術雑誌は価格が年々上昇しており、機関で購読することが難しくなってきています。これは世界的な問題であり、この状況が続くと研究者は必要な文献の入手が困難になるだけでなく、自身の論文を読んでもらう機会が失われてしまいます。
このような状況に対処するため、オープンアクセス運動が発展してきました。
オープンアクセスとは、研究成果や学術論文をインターネット上に無料で公開し、誰もがアクセスできるようにすることです。論文をオープンアクセスにするには主に2つの方法があります。
セルフアーカイビング(グリーンオープンアクセス)
研究者が自身の論文を機関リポジトリや個人のウェブサイトに公開する方法です。本学で運営している「盛岡大学・盛岡大学短期大学部機関リポジトリ」で研究成果を公開することができます。
オープンアクセスジャーナルに投稿(ゴールドオープンアクセス)
論文をオープンアクセスジャーナルやハイブリッドジャーナルに掲載する方法です。通常、APC(Article Processing Charge)という論文掲載料を支払う必要があります。
機関リポジトリへの登録手続き
「盛岡大学・盛岡大学短期大学部機関リポジトリ」は、本学において生成された学術研究の成果物を収集・管理し、公開することにより、学術研究の発展及び社会へ貢献することを目的として運営しています。
盛岡大学・盛岡大学短期大学部機関リポジトリ(新しいタブで開きます)
盛岡大学・盛岡大学短期大学部機関リポジトリ規程(準備中)
登録をご希望の方は以下のリンクからお申込みください。
即時オープンアクセス義務化について
2025年度から新たに公募を行う公的資金による競争的研究費を受給する研究者に対し、該当する学術論文及び根拠データは、学術雑誌への掲載後、即時に機関リポジトリ等へ掲載することが義務付けられました。
(学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針 令和6年2月16日 統合イノベーション戦略推進会議決定)
詳細は以下のページをご覧ください。