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大槌町立大槌小学校図書室電算化支援

実施済み支援事業報告 大槌町立大槌小学校図書室電算化支援

大槌町立大槌小学校図書室電算化支援

期  間:平成26年7月~9月

支援内容:図書室電算化に伴う図書データ入力、バーコード貼付、
     背ラベルの請求記号改訂、配架 など

作 業 者:学生ボランティア、本学教職員、職員OB、図書館職員

作業場所:盛岡大学図書館学習室、大槌小学校

協  力:いわて高等教育コンソーシアム、株式会社トーハン
     3.11絵本プロジェクトいわて、日栄インテック株式会社

7月31日

大槌小学校図書室から大型トラックで運ばれてきた約8,000冊、

コンテナ200箱分の図書が学生ボランティアによって盛岡大学図書館に搬入されました。
 
全て旧大槌小、安渡小、赤浜小、大槌北小の4校を統合して平成25年に開校した大槌小学校の図書です。

今回の支援は大槌小学校図書室の電算化にあたり

主に約8,000冊の図書のデータを図書管理システムに登録する作業です。

システムの導入により、子ども達の図書の貸出・返却処理がスムーズになるほか、

図書の情報がデータベース化され、PCによる蔵書検索も可能となります。

実際の作業としては、図書バーコードの貼付、システムへのデータ入力、

2月の配架支援の際に直しきれなかった請求記号の改訂などを行いました。

今回のデータ入力作業は司書課程の学生を中心に進められましたが、

初めてNDC(日本十進分類法)に触れる学生も多く、データがない古い図書や図鑑など

著者記号や分類が難しい本に苦戦しつつ、職員の指導の下、真剣に作業をしていました。

学生にとって本格的な目録を採るという作業は、授業ではなかなか経験出来ない

貴重な体験になったのではないでしょうか。

また、学生ボランティアのほか、図書館職員OB、司書課程の先生方にも貴重な時間を割いていただきました。

OBの方には現役時代を思い出し楽しんで作業をしていただけたようです。

予想よりも早く8月中にはすべての図書のデータ入力等の作業が終了しました。







9月2日

作業が終了した図書が野球部、ラグビー部のボランティア20名の協力によりトラックに積み込まれました。

学生達はバスで大槌小学校まで移動し、小学校図書室への図書搬入も行いました。

その後の図書室での配架作業は、配架担当の学生ボランティア14名に引き継がれました。

学生達は請求記号を確認しながら熱心に配架を行い、当初の予定より早い5時間程で作業は終了しました。

これにより学生ボランティアをはじめとする多くの方々のご尽力で

7月より約2カ月に渡って行ってきた電算化支援作業は無事終了いたしました。

今後は貸出・返却業務の効率化はもとより、授業での調べ学習にも活用されやすく、

より興味・関心の広がりにつながる使いやすい図書館になることを願っています。