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宮古市立図書館田老分室の書架レイアウト指導

実施済み支援事業報告 宮古市立図書館田老分室の書架レイアウト指導

宮古市立図書館田老分室の書架レイアウト指導

主 催:宮古市教育委員会

協 力:いわて高等教育コンソーシアム、盛岡大学

日 時:平成25年8月28日(水)、29日(木)

場 所:宮古市立図書館田老分室(田老公民館内)

参加者:宮古市立図書館の方々など 計8名

内 容:書架レイアウトおよび図書配架の助言・指導

講 師:盛岡大学図書館司書課程 千 錫烈 准教授



宮古市立図書館田老分室は田老公民館内に設置されている図書室です。

東日本大震災により床上15cmの浸水被害を受け、仮設図書館での運営を余儀なくされていました。

10月のリニューアルオープンに向けて、8月28日・29日に

「被災地の図書修復及び整備についての研究チーム」が書架レイアウトの助言と指導を行いました。

主動線に正対して書架を配列することで空間の奥行きを感じさせ、

主動線に沿って歩くことで蔵書全体の構成が把握しやすいように工夫を凝らしました。

また、従来の書架は高さが2m近い高書架が中心でしたが、1.5mの中書架を一部に採用して

子どもや女性・高齢者にも手の届き易いようにしています。

料理本や手芸などのニーズが多い実用書を利用者の目につき易い

入口近くの書架に配列することで分かり易いレイアウトを実現しました。

リニューアルオープン後は多くの利用者が訪れることを期待しています。




リニューアル前の宮古市立図書館田老分室
(2012年8月29日撮影)

新しい書架レイアウト後の宮古市立図書館田老分室
(2013年8月29日撮影)




図書を並べている作業中なので
まだ書架が一部空いていますが、
図書館らしい雰囲気がでてきました。

児童コーナーのスペースも新しくなりました。