実施済み支援事業報告 平成26年度 役立つ本の技術講座
平成26年度 役立つ本の技術講座
主 催:宮古市立図書館
協 力:いわて高等教育コンソーシアム、盛岡大学
日 時:平成26年7月31日(木)10:00~15:00
場 所:宮古市立図書館 2階会議室
参加者:学校図書館支援員の方、一般の方など 計22名
内 容:☆午前の部
講義「言葉を伝える 絵本から幼年童話へ」
子どもを導く読み聞かせについて(町田先生)
☆午後の部
講義「図書館の環境づくり」
学校図書館の役割や図書館の基礎、演出について(中尾先生)
ブックコーティング実技演習
講 師:盛岡大学図書館司書課程 中尾康朗 准教授
盛岡大学文学部非常勤講師 町田りん 先生
盛岡大学図書館職員
宮古市立図書館にて「役立つ本の技術講座」を行いました。
午前の部は読み聞かせについての講義を行いました。
絵本は「言葉」が重要であること、そのため日本語のクオリティが高い作品を薦めたいとのことでした。
また、子どもの読書能力が自分の読みたいもののレベルに追い付く5才~8才までは、大人が読み聞かせをしたり、
その時期の子どもが楽しめる本を勧めることが重要であるという示唆に富んだ内容でした。
講義の中では、絵本「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」や
幼年童話「チムラビットのぼうけん」などの読み聞かせの実演も行われ、参加者は物語の世界に引き込まれました。
午後は、まず図書館の環境づくりについての講義を行いました。
学校図書館を中心とした内容で、図書の並べ方、NDCを用いた分類方法、
図書の整備や館内の演出について、図や写真を見ながら説明が行われました。
分類のクイズ形式の練習問題もあり、参加者は熱心に取り組んでいました。
その後のブックコーティングの実技演習では、経験者の方が初心者の方へコツを教えたりする場面も見られました。